一昔前までは「モバイルサイト」と言えば、一般的な携帯電話用のホームページだったのですが、Apple社のiPhoneの発売を皮切りに、日本国内でも一気にスマートフォンが普及しました。
スマートフォンの普及は爆発的な勢いで、単に「ケータイ」と呼ぶとスマートフォンと既存の携帯電話が混在して分かりにくくなってしまったため、スマートフォンに対して既存の携帯電話のことを「フィーチャーフォン」と呼称するようになったほどです。
この記事では、スマートフォン用のホームページ(スマートフォンサイト・スマホサイト)をこれから作る際に、配慮すべき点やこうすればもっと良くなるという改善点などを私自身考えていきたいと思っています。
タイトルに「スマートフォンサイト制作を考える(1)」とあるように、今後シリーズ化して投稿していく予定です。
2012年現在では「モバイルサイト」と言えばスマートフォンサイトのことを指すことが多いように感じます。
しかしスマートフォンと一概に言っても、「iPhone」と「Android」ではMacとWindowsのように見え方やアプリの種類が違います。
更にiPhone、AndroidだけでなくMicrosoftの「Windows Phone」や「iPad」などのタブレットも存在し、それら端末の中でも古い機種と新しい機種とでは表現できる幅や動きが全く違ってきます。
この全ての機種に完璧に対応するのは現実的ではなく、どこかで線引きをする必要があるのが現状です。
一番の大きな違いは画面サイズです。PC用のディスプレイは2000px幅以上のものも出回っており、ホームページもそれに合わせて横幅を広く使った設計が可能です。
対してスマートフォンの場合、iPhoneを例に出しますと横幅320px、縦幅480pxとPC用ディスプレイと比較してとても小さいのが特徴です。
小さい画面に対して大きなPC用のホームページを表示することも可能ですが、全体を表示できるぐらい縮小すると文字が小さくて見えなかったり、逆に文字を読めるぐらい拡大するとページの一部しか見えなくて全体像が把握しにくかったりと不都合が発生し易くなります。
その不都合を解消するために、スマートフォンの小さい画面に合わせた見やすいホームページにすることを「スマートフォン対応」と呼びます。
このようなことが挙げられます。
移動しながら見られるという最大の特徴があるスマートフォンですので、早く表示できて見やすい事がとても大切になってきます。
弊社では、スマートフォンサイトをお持ちでない医院様にスマートフォン対応をオススメしておりますが、貴院の求める患者層が「中高年層なのか若年層なのか」・「遠方の方も含めるのか近隣の方のみに絞るのか」等によっても優先すべきものが変わってきますので、少しでも気になることがございましたらお気軽にお問い合わせ下さい。
ご依頼を前提としないご相談だけでも歓迎しております。宜しければ一度お悩みをお聞かせください!