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2015年3月7日

Google、スマホ対応をモバイル検索のランキング要因として使用することを発表

にGoogleは、ホームページがスマホ対応をしているかどうかをモバイル検索のランキング要因として使用することを発表しました。
この新しいランキング要因はに世界同時導入される予定になっています。
病院やクリニックといった医療業界のホームページにも当然影響が出てくることが予想されます。

Googleは常に検索アルゴリズムの改善に努めています。
これまでもパンダアップデート、ペンギンアップデートと呼ばれる変更を何度も行ってきました。

パンダアップデート
ページの質を再評価して、検索結果の品質を高めるためのアップデートです。広告だらけのサイト、他サイトの内容をコピーしただけのサイトなど、検索してくれた人にとって役に立たない、内容のないサイトの検索順位を下げることで、有益な情報を見つけやすくします。
ペンギンアップデート
外部リンクについての再評価を行い、不自然な外部からのリンクやGoogleのガイドラインに違反して、不正に検索順位を上げようとしているサイトの排除を目的としたアップデートです。質の悪いSEO業者を使うとこのペナルティを受けてしまう危険性があります。

Googleは検索アルゴリズムの改善の手を止めず、これらのアップデートに加えてスマートフォンの社会的影響力を考慮した対応を始めました。

検索結果に「スマホ対応」というラベルを表示

スマホ対応ラベル表示

には「Mobile-friendly」(モバイル フレンドリー)というラベルが検索結果に表示されるようになりました。日本では12月に実施され、「スマホ対応」というラベルが付くようになっています。

この表示は直接検索順位に影響するものではありませんが、スマートフォンで検索した人が『あぁ、このサイトはスマホで見やすく作られたサイトなのか』とページを開く前から分かるため、ページに訪れてくれる人数に影響が出る可能性は十分考えられます。

からはスマホ対応が直接的にモバイル検索順位に影響

今回のアップデートはラベルを追加した時とは違い、スマートフォンでの検索順位に直接的に影響します。ただ、どの程度の影響が出るかはまだ誰にも分かりません。
Googleはパンダアップデートやペンギンアップデートの時によく「全体の~~%に影響する」という表現を使いますが、今回は「will have a significant impact in our search results」と発言しています。「検索結果に大きなインパクトがあるでしょう」と公式発表する辺り、スマホ対応をしていないサイトはスマホ対応をしているサイトと比べ、スマートフォンでの検索ではかなり不利になるのではないかと予想されます。

スマホ対応のまとめ

スマホ対応の重要性は以前書いたスマートフォンサイト制作を考える(1)でも紹介していますが、今回のGoogleの発表で一気に高まりました。

病院やクリニックなど医療業界もホームページがあるのは当たり前になってきていますが、最近ではスマートフォンでの閲覧数の方がPCでの閲覧数より多い医院もあります。スマートフォンの普及率は今後ますます増加することが予想されるため、もしかしたらほぼスマートフォンでしかホームページを見られない時代が来るかもしれません。

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