にGoogleは、ホームページがスマホ対応をしているかどうかをモバイル検索のランキング要因として使用することを発表しました。
この新しいランキング要因はに世界同時導入される予定になっています。
病院やクリニックといった医療業界のホームページにも当然影響が出てくることが予想されます。
Googleは常に検索アルゴリズムの改善に努めています。
これまでもパンダアップデート、ペンギンアップデートと呼ばれる変更を何度も行ってきました。
Googleは検索アルゴリズムの改善の手を止めず、これらのアップデートに加えてスマートフォンの社会的影響力を考慮した対応を始めました。
には「Mobile-friendly」(モバイル フレンドリー)というラベルが検索結果に表示されるようになりました。日本では12月に実施され、「スマホ対応」というラベルが付くようになっています。
この表示は直接検索順位に影響するものではありませんが、スマートフォンで検索した人が『あぁ、このサイトはスマホで見やすく作られたサイトなのか』とページを開く前から分かるため、ページに訪れてくれる人数に影響が出る可能性は十分考えられます。
今回のアップデートはラベルを追加した時とは違い、スマートフォンでの検索順位に直接的に影響します。ただ、どの程度の影響が出るかはまだ誰にも分かりません。
Googleはパンダアップデートやペンギンアップデートの時によく「全体の~~%に影響する」という表現を使いますが、今回は「will have a significant impact in our search results」と発言しています。「検索結果に大きなインパクトがあるでしょう」と公式発表する辺り、スマホ対応をしていないサイトはスマホ対応をしているサイトと比べ、スマートフォンでの検索ではかなり不利になるのではないかと予想されます。
スマホ対応の重要性は以前書いたスマートフォンサイト制作を考える(1)でも紹介していますが、今回のGoogleの発表で一気に高まりました。
病院やクリニックなど医療業界もホームページがあるのは当たり前になってきていますが、最近ではスマートフォンでの閲覧数の方がPCでの閲覧数より多い医院もあります。スマートフォンの普及率は今後ますます増加することが予想されるため、もしかしたらほぼスマートフォンでしかホームページを見られない時代が来るかもしれません。