著書「新医療広告ガイドラインで日本の医療が変わる」発刊のお知らせ
2020年1月15日に著書が発売されます。ここで目次を初公開!
集患戦略家が明かす、広告規制味方につける医療Web対策!
「新医療広告ガイドラインで日本の医療が変わる」
著者:深谷 泰亮
発行者:岩村 信寿
発行所:メディカルビジョン出版
発売所:株式会社 星雲社
定価:本体2000円+税
目次
序章 ホームページは集患の要
第1章 新医療広告ガイドラインが作られるまでのミステリー
第2章 読み始める前にガイドラインの急所を押さえる
第3章 限定解除を制する者は新医療広告ガイドラインを制する
第4章 広告規制を活用した集患対策
第5章 あはき柔整に対する新広告ガイドライン策定の取り組み
第6章 医療広告ガイドライン改正で日本の医療が変わる
2011年に創業後、医療広告規制の専門家として集患支援をしてきた私のノウハウを詰め込みました。
単なるガイドラインの解説に留まらず、集患にガイドラインを活かす方法を提案することが本書のテーマです。また医療の法規制だけでなく、薬機法や景品表示法、健康増進法、医薬品等適正広告基準、個人情報保護法、GDPR、機能性表示食品、そして今まさに新しく広告ガイドラインが策定中のあはき柔整法についても、解説を加えています。医療広告ガイドラインだけで手一杯で、関連法規制は把握できていなかったという方の痒い所に手が届く内容にしました。
そろそろ対応しなきゃと思っていた医院経営に関わる方はもちろん、院長から対応しておいてと丸投げされた事務局長や今後AIによって業務が縮小するかもしれないと不安を感じている放射線技師の方、そして医療広告規制に興味を持ち既にめちゃめちゃ詳しくなっている同業者の方々にも是非手に取って頂きたいと願っています。
せっかくなので、ここで執筆のこぼれ話をひとつ。
実は本を書き始めることが決まったのは、2016年9月末でした。厚生労働省で開催されている医療情報あり方検討会の4回目が終わり、取りまとめ案が出たところで、いよいよ新しいホームページのガイドラインが発表されるというタイミングでした。しかし、その後ご存知の通り、ホームページが広告として医療法下で取り締まられることになり、代わりに医療広告ガイドラインが改正されたという経緯を辿ります。医療広告ガイドラインの内容は、検討会の度に二転三転し、おかげで書いては直し、直しては止まりと、一向に出来上がらないまま3年が経ってしまいました。
ただその頃から医療広告規制をずっと追ってきた経験から、当時の社会情勢を盛り込んだ「医療広告規制史」を第1章に掲載することが出来ました。実は第1章は、第2章から始まるガイドライン解説本編と重複する内容も多く、一度は章ごと削除することも考えました。しかし、恐らく後にも先にも医療広告規制史を整理しようという物好きは現れないんだろうな~と思い、掲載することに決めました。是非その時代の社会背景に想いを馳せながら、新医療広告ガイドライン制定のミステリーを楽しんで頂ければ幸いです。
本の発売予約は、12月27日あたりから始まる予定です。またお知らせ致します。
何卒宜しくお願い致します。