集患戦略家のひらめき

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年始のご挨拶

皆様明けましておめでとうございます。
本年も宜しくお願い申し上げます。

さて、年始一発目は医療広告ガイドラインにおける昨年の振り返るとともに、
今年の展望についてお話ししたいと思います。

新医療広告ガイドライン施行

昨年の一番のニュースは何と言っても、6月に施行された医療広告ガイドラインの施行です。
消費者委員会による2015年の建議から実に3年の時を経て、ついに施行となりました。
しかし、ガイドライン確定まで二転三転した経緯を踏襲するように、施行後も限定解除の範囲が明確になっていなかったり、Q&Aが発表後すぐ改定されたりと全体像が確定したのは、11月になってからでした。

昨年末開催された第12回あり方検討会にて、一般からの通報件数がここ半年で1000件近くまで大きく増えたことが報告されましたが、ガイドラインが不明瞭であったここ半年の状況を振り返ると、まだ殆どの自治体では取り締まりが本格化していないと思われます。しかし、厚労省はガイドラインの取り締まりを強めるため、業界団体との情報共有を目的とした医療広告協議会(仮称)を発足することを決めましたし、Q&Aの確定により、ガイドラインの不明瞭な点はほぼ解消されました。地方自治体も動きやすくなったことでしょう。

そう言った意味では今年こそ、医療広告ガイドラインの枠組みの中でどう戦っていくかが始まると言えます。今年の秋頃には、いち早くガイドラインに対応して準備を始めたところとそうでないところに差が見えてくるのではないでしょうか。

あはき・柔整広告ガイドライン制定の動き

医療広告ガイドライン施行のゴタゴタで、SNSを中心に「医療広告ガイドラインが鍼灸や柔整にも当てはまる」といったデマが広まりましたが、実際は医療広告ガイドラインとは全く別のものとして、現在あはき柔整の広告ガイドラインを制定するための話し合いが行われている状況です。

現在のあはき柔整の広告規制は平成11年の厚労省告示で制定されたものを最後に、看板やチラシなどの販促物に対して現実にそぐわないかなり厳しいルールになっています。そのため、特に広告規制の対象としてグレーとなっているホームページを中心に未だに「No,1」「保険取扱店(医師同意の記載なく)」「交通事故専門」といった表現が頻繁に使われている状況です。

こういった表現を制限し、患者さんが医療機関と間違えないように、そしてカイロプラクティックやリラクゼーションといった国家資格を持たないサービスと区別できるように、あはき柔整独自の広告ガイドラインを制定しようと話し合いが行われています。

ただこれまで実質無法地帯であったことから、広告云々以前に、医療との境界線はどこか?保険適用になっていない施術まで保険を申請する不正をどう取り締まるべきか?無資格者サービスとの区別を明確にしたいといった話し合わなければならない問題が山積みで、そう簡単に話がまとまらない様子が窺われます。私の予想では、なんだかんだで今年いっぱい掛かるのではないかと思っています。

医療のガイドラインと違い、あはき柔整はこれまでルールがなかったに等しいわけですから、医療広告ガイドラインの比でないぐらいの混乱と影響が出ると考えます。こちらも該当する方達は検討会の行方を把握し、今から対策を講じておくべきだと思います。

弊社の方針

こういった医療と施術業界の変化に対応すべく、様々な提案を行なっていきます。ただガイドラインを守ってリスクを回避することを目指すのではなく、これをチャンスと捉え、患者さんへの認知を高め、選んでもらう確率を高めるためにガイドラインを活用する支援を致します。

支援1「医療広告ガイドラインチェックツールの開発」

その支援の一つとして、現在取り組んでおりますのが、医療広告ガイドラインチェックツールの開発です。今も簡易的なチェックツールは存在すると思いますが、その瞬間のチェックだけをするのでは、サイトを更新するごとにチェックが必要になってしまいます。継続的にチェックすることが可能なチェックツールの開発を進めています。

支援2「医療広告ガイドライン攻略本の執筆」

もう一つがよりたくさんの医療従事者の方に、医療広告ガイドラインを知っていただき、日々の診療で活用いただくためのノウハウを詰め込んだ医療広告ガイドライン攻略本を執筆中です。コロコロ変わるガイドラインが落ち着き、やっと書ける状況が整いました。

 

医療広告ガイドライン改正に込められた意図は、今後の医療を変える程の影響力を持っていると考えます。
医療広告ガイドラインを活かして、治療方針や自院の特長を広く患者さんに知ってもらいましょう。

 

最後に、新年一発目の2019年1月2日号の健康産業新聞に出したおめでたいイラスト広告を添えておきます。

健康産業新聞年始広告

本年もたしかにプラス株式会社を宜しくお願い致します。


投稿者:深谷 泰亮
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